普通の観光では物足りない!
お金を節約しながら旅行したい!
すでに何ヵ国も旅行に行っている人の中にはこう思っている人も多いのではないでしょうか?
そんな人におすすめしたのがこの「Workaway」です。
今回の記事では、オーロラで有名なカナダのユーコン準州で私が今やっているWorkawayについてシェアしようと思います。
オーストラリアでのワーホリを経て、現在カナダで2カ国目のワーホリ中のちいです!
わたしの経験が、少しでもみさなんの役に立ちますように☆
Workawayってなに?
Workawayとは「泊まるところを探している旅人」と「働き手を探しているホスト」をマッチングするサービスで、宿泊場所や食事が無料で与えられる代わりに基本的には無給で働く、というものです。
これに似たサービスで「WWOOF」もありますが、WWOOFは有機農業を中心としているので、農業以外の職種も経験してみたい!という方にはWorkawayをおすすめします。
Workawayの職種は農業やベビーシッター、ホテルのベッドメイキングなど様々です。
またWWOOFではお金のやり取りは一切ありませんが、Workawayはお給料を支払うホストもいるというのが特徴の一つです。
働く期間も数日から〜数ヶ月単位で受け入れてくれるホストもいるので、旅の予定にも柔軟に対応できます。
そして現在では世界185ヵ国以上でこのサービスを利用できるため、うまく使うことで節約して旅行することも可能です。
登録している国の数だけ見ても、WWOOFが60ヵ国に対してWorkawayは185ヵ国以上なので、ほとんど世界中どこでも行けると言っても良いですね。
WWOOFについてもっと知りたい方・体験談はこちら
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ユーコンを選んだ理由
ユーコン準州はバンクーバーから飛行機で2時間半ほどの場所にあり、オーロラで有名なホワイトホースが準州都です。
そして私が今回Workawayの場所にユーコンを選んだ理由は「オーロラを見るため」です。
ツアーに申し込んでも良かったのですが、お金を節約して見れないかなと考えた時に思いついたのがWorkawayでした。
そして既にに8ヶ月ほどバンクーバーで生活していて自然に触れたかったということと、4月に日本に帰国するということも決まっていたので、その前に最後にカナダの違う場所でも生活してみたかったというのも理由です。
WWOOF体験の記事を読んでもらうとわかるのですが、私はどちらも農業を選びました。
理由は動物やカナダの自然と触れ合いたかったからです。
WorkawayとWWOOFどちらのサービスも登録料がかかるので、片方にしか登録していないホストの方が多く同じ農業の受け入れ先を探している場合でも、ある地域ではWorkawayの方が多くて別の地域ではWWOOFの方が多いということもあるので、まずは両方見てみた方が良いなと今回の経験で思いました。
私が調べた時期ではユーコン準州にはWorkawayの方が掲載しているホストが多く、そちらでマッチングしたので今回はWorkawayを使うことにしました。
Workaway体験談
このホストの元で働き始めてちょうど2週間が経って慣れてきた部分もあるので、私が1日をどんな流れで生活しているのかをお話しします。
1日の流れ
9:00am 起床〜ボイラーの火おこし
まず起きて身支度を軽く整えてから、ボイラーに薪を足して火を起こしに行きます。
カナダの家庭には温水を貯めるタンクがあるのですが、このホストの家ではボイラーで薪を燃やしてその熱で温水を作っています。
このタンクに貯めた温水で食器を洗ったりお風呂に入ったりします。
そして家の中を温めるシステムにも温水が使われているので、特にユーコンなどの寒い地域では温水は必須とも言えるので、この作業はとても重要です。
家中の至る所にこのようなラジエーターという放熱機があり、ボイラーの熱によってできる温水をこのラジエーターに通すことによって家の中を温めます。
これを「セントラルヒーティング」と言い、各部屋の温度が均一に保たれて結露防止にもなり、廊下と居室との温度差も生じないために健康面でも安心の暖房システムです。
家の中はいつも19〜21℃で保たれていてとても快適です。
また日本でも使われている灯油やガスのストーブなどと違って空気を汚すこともないし、火傷をするほどの熱ではなく触ってあたたかいくらいなので、小さな子どもやペットがいても安全で良いなと思いました。
しかし朝になって薪が燃え尽きてしまっているとどんどん家の中が冷えていくので、一番最初にこの作業をします。
このようにトーチを使って薪に火を着けます。
9:30am 朝ごはん
ボイラーの火おこし作業が終わり次第朝ごはんを食べます。
ここの家ではキッチンにあるものは何でも好きに食べて良いので、各自で食べたいものを食べます。
私は大体シリアルかパン、余裕がある時はオムレツとサラダも食べます。
10am 動物たちに餌やり〜仕事
朝ごはんの後は私の他にWorkawayで滞在しているスペイン人とベルギー人の男の子と三人で手分けして動物たちに餌をあげます。
今回のホストはイヌ6頭、ネコ2匹、ポニー1頭、ウシ2頭、ニワトリを20羽ほどを飼育しています。
その後はホストに頼まれている仕事を休憩を挟みながらやっていきます。
イヌといってもとっても大きくて、抱き付かれると私の身長ほどになります笑
こちらはポニーとウシです。とにかく土地が広いですね。
12:30pm 昼ご飯
大体は前日の夜ご飯の残りを食べたり、サンドイッチを作ったり、好きなものを食べます。
そして昼ごはんを食べたら結構ゆっくりめの休憩をします。
2〜5pm 仕事
午後もホストに頼まれた仕事をちょいちょいサボりを入れつつやっていきます。
この日は薪割りを男の子二人がやって、私は薪を割った時に出る破片を拾って車がパンクしないようにします。
二人ともすごく優しくて協力的なので、体力を使う仕事はほとんど男の子たちがやってくれます。笑
6pm 夜ご飯
そして毎晩の楽しみの一つ!
夜ご飯は毎晩ホストが作ってくれて、それがとても美味しいんです!
たまに晩御飯を作るように頼まれる時もあって、男の子二人が試行錯誤しながら作っているのがとてもおもしろいです。笑
そしてみんなで揃っていろいろな話をしながら食卓を囲みます。
7:30pm 動物たちに餌やり・ボイラーの火おこし
動物たちにも夜の餌をあげてから、再度ボイラーの火おこしをします。
これで寝ている間も寒さを感じることはありません。
8pm 自由時間〜就寝
1日の仕事が終了してからは各自で自由に過ごしたり、みんなで地下にある部屋で映画をみたりします。
そしてオーロラが見える確率の高い日は家のデッキから見たり、スノーモービルで近くの橋まで行って見ることもあります。
ちょっと私の技術が足りずにピンボケ、、
今後も綺麗に撮影できるように精進します。
でも初めてのオーロラに感動しました!
オーロラを見るという目的が達成出来てとても嬉しいです!
家からこんなにも綺麗に見えて驚きました。
多い時だと今の所週に3回程度見れることもありました。
1日流れとしてはこのような感じです。
外で体を動かす仕事もありますが、みんなでやるので楽しいです。
ホストにもよりますが、ここのホストはかなり自由にやらせてくれています。
さいごに
今回は新しい旅の提案としておすすめのWorkawayをご紹介し、私の体験談をお話ししました。
どうでしょうか、みなさんもやってみたくなったのではないでしょうか?
ホストもいろんな所に連れて行ってくれたり一緒に働く人たちとも仲良くなれたりするので、ぜひ一度やってみて欲しいなと思います。
自由時間や休日の体験談もまた別の記事にまとめようと思っています。
それでは今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
Have a nice day!
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