ワーホリに行ったら就職出来ない?
人生終わるって本当?
驚くことにネット上にはこのような情報があるようですね。
実際に私も初めてワーホリに行ったのは大学4年生の時で、そのような不安な気持ちを同じように経験した身なのですごく良くわかります。
今回の記事では、カナダで2カ国目のワーホリ中の私の経験から言える事実と意見を率直に書いていこうと思います。
マインドについてが大部分になっています。
(かなり個人的な意見です。笑)
最初に言っておくと、私はワーホリ賛成派なので基本的には背中を押すような内容になっていると思います。
ワーホリに行くかどうか迷っている方の参考になれば嬉しいです!
事実1:ワーホリ後でも就職できる!
まず結論から言うと、ワーホリ後でも就職はできます。
なぜ言い切れるかというと、実際に私が出来たからです。これに関しての経験談は後ほど少しお話しますね。
厳しい事のように感じるかもしれないですが、数年間の空白が理由で就職が出来なかったという人はワーホリに行っていなかったとしても就職出来ていないと個人的には思います。
ワーホリに行ったせいにしている時点でそもそも就職に失敗した原因を見間違えているのではないかなと思ってしまいます。
ワーホリの期間を有意義に過ごせていれば、そもそも「空白」になんてならないので「その間何をしていたの?」という問いには答えられるはずだからです。
その期間を空白にしてしまうか、色濃いものにするかは完全にあなたがどのようにワーホリに挑むか次第です。
わたしの経験談
これについて私の経験を少しお話しします。
私は大学4年の後期を2年間休学してオーストラリアにワーホリに行きました。
しかし休学した2年間のうちワーホリに行ったのは10ヶ月のみ。
ではその他の期間は何をしていたかというと、ワーホリ前の資金づくり&ワーホリ後の就活です。
そのため私の場合は、資金づくり → ワーホリ → 就活 を2年間でやりました。
ワーホリに行かない方が良い理由として履歴書に空白の年ができるということがネットに書いていましたが、それで言ったら私には2年間の空白が存在していました。
しかし第一希望であった東証一部上場の企業に就職できました。
業界ではNo.2の業績の会社で、一般的に大企業と言われる部類に入ります。
本社オフィスは品川なので毎朝満員電車に揺られる日々が確定しましたが、第一希望の会社に内定をもらえて本当に嬉しかったのを覚えています。
この経験からも、私はワーホリに言っても就職が出来ると言えます。
しかしもちろん、ワーホリに行けば絶対に就職が出来るという確証もありません。
ただ言えるのは、就職に限らずあなたの人生は全てあなたの選択次第ということです。
何を言い訳にしたとしても、あなたの人生の責任を取れるのはあなたのみです。
裏話
しかし私が休学をしたのは先ほど言った通り大学4年の後期なので、一度就活に失敗しています。
しかし私は第一希望の会社にしか就職したくなかったし、大学院に行って学生期間を伸ばしてもただまただらだらとアルバイトをしながら何となく学校に行くのはお金を無駄にするなと思ったので、兄がワーホリ中ということもあってやってみたかったので、休学をしてワーホリに行くことにしました。
わかる方もいると思うのですが、私も当時は新卒というブランドを失うのが嫌だったのです。
結果的にインターンシップもできなかったし、英語も喋れずに仕事もなかなか見つかりませんでした。
しかし最終的に大成功だと思えたのは、そういうふうに自分で持っていける自分がいたからです。
そのため私が自分の経験から言えることは、なんなら就活に失敗して、他にやりたいことがないなら一回ワーホリに行って価値観や視野を広げてこい!ということです。
事実2:必ずしも目的は必要ではない!
私がみなさんに問いたいのは、目的って必要ですか?ということです。
目的が明確では無いから行くのが不安という気持ちもわかります。
しかし自分の中でワーホリをしてみたい!と思っているのなら、ワーホリをする!が目的でいいのではないでしょうか。
行きたいと思っているのに足踏みしている時間が勿体無いと思います。時間は有限です。
個人的にはそこまで深く考える必要はないと思っています。
ワーホリに行く!が目的
そもそも、ワーホリに行く目的とはなんでしょうか?
現地で語学を身につけたい!異文化に触れて新たに視野を広げたい!海外に友達を作りたい!それで良いと思います。なんならそれがワーホリの醍醐味ですよね。
なぜなら、アルバイトだって資格の取得だってインターンシップだって、基本的に日本ではどれも可能だと思います。
それをわざわざ海外でするということには、海外に行くことで得られる新たな経験を求めているからです。
それにワーホリが30歳までという年齢制限のルール自体もよく考えてみると、
20代までは世界に出て、様々な人種、文化、歴史、宗教の人々と触れ合い、そこから得た広い視野や多様な考え方をその後の人生の糧にしていくためにあるのではないでしょうか。
だって、海外行きたい行きたい言って、行かない人の方がたくさんいます。
目的がないから、、と言って行かないよりは、目的がなくて失敗して帰ってきた方がまだマシだと思います。
何のためにワーホリするの?じゃなくて、何のために海外に行くの?という質問に置き換えてみたらいいのではないでしょうか。
そうすれば、ワーホリをするために海外に行く!という目的を自信を持って言えるのではないでしょうか。
目的設定が有効な人もいる
それでも将来やりたいことが決まっている人は、帰国後の就職に活かしたい!という人もいるかと思います。
例えば、日本に帰国してバリスタの仕事に就きたい人はオーストラリアでバリスタの資格を取って、しかも海外で英語を使って働いていたという経験は、他に差をつける大きなポイントになり就職に有利に働くかと思います。
このように、あなたがどのような業界のどのような職種に就きたいのかが決まっているのであれば、それに準じた目的を設定することで、より濃密な日々を送ることができると思います。
またそのような人には同じ目的の人との繋がりが出来やすいので、友達作りも容易になる場合が多いように思います。
わたしの経験談
私の場合は、就職したい会社が建築系の会社だったので、最初はインターンシップをすることを目的にしてオーストラリアに行きました。
レジュメを送りまくったのですが、インターンシップを受け入れてくれる会社は見つかりませんでした。
これは私の努力不足でした。
それに海外の会社は日本人の履歴書を見ても、大学名やアルバイト先などもピンときません。
それに語学学校と提携してインターンシップ生を受け入れている会社もあるので、飛び込みでインターンシップをするのは、直接会社に行ってアピールするくらいじゃ無いとインターンシップも難しそうだなと思います。
私のように目的を明確に決めたり、自分に期待してしまったりするから、それが達成できなかった時に落ち込んでしまったり、ワーホリに来たことを後悔してしまう人が出てくるのではないかなと思います。
だってここは日本ではないのだから、よっぽど留学経験があっって英語ができて自分にスキルがある場合を除いてあまり期待をしない方がいいと思います。笑
特に初めてのワーホリは期待値を下げて行くのがいいかなと今では思います。
それくらいの気持ちくらいでいくのが良いと思います。
しかしそれくらいで落ち込むことはありません。
なぜなら「自分の実力では海外でインターンシップを受け入れてくれる会社は見つからない」ということも、経験したからこそわかったからです。
ということで私は場所を移動してファームジョブを数ヶ月した後に牛肉工場で働きました。
するとこの牛肉工場がとても稼げる!!!
そのお金で車を買い、ルームメイトの韓国人の女の子と二人でオーストラリアを車で横断しました。
もちろん学んだことや自分の強みを盛り込んで話しました。
このように目的を持ってワーホリに行ってもそれが達成できないこともあります。
なので私は目的があることでより充実した日々を送れるとは思いますが、目的がなければ行くと失敗するというわけでも無いと思っています。
それにその一部始終を就職の面接で話したら、面接官に大ウケでした。
インターンシップをするという最初の目的は達成できなかったので、見る人によってはそれは失敗だったかもしれません。
しかし私は自分の中では大成功だと思っているし、確実に人生の中で忘れられない大切な思い出の一つになっているしワーホリに行って良かったと心から思っています。
結局大事なのは、自分がその経験を失敗で終わらせてしまうか成功に持っていけるか、だと思います。
私がワーホリに行く理由
私はオーストラリアにワーホリへ行き、現在はカナダでワーホリ中です。
そして今後3カ国目も検討しているところです。
自分で思うのですが、私は自分と同じ年齢の人と比べて充分なキャリアはありません。
しかしそれらの人が経験していないことをして、新しい考え方に触れ、自分がしたいことを行動に移す力を持っていると言いきれます。
そしてなにより、日本に帰って働くことに年齢制限はないですよね。
だから私の中では年齢制限のあるワーホリの方が人生での優先順位が高いです。
私の思考はそんな感じなんです。笑
日本企業に転職したいと思っていないからというのもありますね。
一度日本企業を退職してワーホリに行くと、日本企業の働き方には戻れないなとよく思います。
しかし現代にはお金を稼ぐ方法はいくらでもあるし、自分でビジネスを始めることもできます。
それでわたしもブログを初めてみました。
人間、やらないといけないとなった時にはなんでもできるものだと思っています。
それもワーホリで経験したことのひとつです。
さいごに
ここまでかなり個人的な視点でお話ししてきましたが、私が一番お伝えしたいことは、誰から言われたでもなく自分でワーホリに行くと決めたなら、全て自分次第!誰も責任は取ってくれない分、良いも悪いも自由です!
その中でワーホリに関わらず自分のやりたいことに責任を持って正直に生きることが大切だなとつくづく思っています。
一度きりの自分の人生なので。
そして失敗を失敗のままで終わらせないようにすることを心がけていれば、それにかけた時間や労力が無駄になることはありません。
ただその過程で日本に帰るならそのタイミングや準備などをきちんとしておくことも、後々後悔しないために必要かなと思います。
何かひとつでも将来自分が進んでいきたい方向が見えてくると良いですね!!
私自身もそれをいまだに探しているので一緒に探して行きましょう!
何か質問などがあれば私の経験からお話しできることはお話します!
またこんなことを記事にしてほしい!などのご意見もお待ちしております。
今回は少し長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント