カナダ・バンクーバーで電話詐欺にあった!返金される?手口や対処法を公開

今回はタイトルの通り詐欺にあったお話です。

知っている方もいるかもしれませんが、今回で2回目の詐欺被害です。


知らない方は前の記事も読んでいただけたらなと思います。

カナダ・バンクーバーで電話詐欺にあって無事に助かった話
バンクーバーでワーホリ中に電話詐欺にあってしまった!その手口〜対処法までの体験談です。焦っている時ほど冷静に!同じ目にあわないためにぜひ読んでほしいです!

前回は詐欺には引っかかりましたが、なんとか助かったお話しでしたね。

しかし今回は本当にCA$2800(日本円で約30万円)を失ってしまいました。泣

なんで2回も引っかかるの?!と思う方もいるでしょう。

私が一番そう思いました。でも引っかかりました。。

悔しいでしかないです。

前回の詐欺で「もう絶対に詐欺には引っかからない!」と思ったのになぜまた引っかかったのか、、

手口も前回とは少し違うので、みなさんが同じような手口に引っかからないようにシェアしたいなと思いました!

また私と同じCIBCを使っている人に向けての注意事項も書いたので、最後までぜひ読んでみてください。

オーストラリアでのワーホリを経て、現在カナダで2カ国目のワーホリ中のちいです!

わたしの経験が、少しでもみさなんの役に立ちますように☆

詐欺の手口

今回も電話の詐欺だったのですが、

前回と違って音声ガイダンスではなく、ちゃんと対人のやり取りでした。

犯人と直接電話していたと思うととても怖いですね。。

それでは詳しくお話ししていきます。

まず今回私が一番信じてしまったポイントは、

かかってきている電話番号がCIBC(銀行)の電話番号だったということです。

カードの裏の番号を確認しましたが、本当に一文字も違わずに全く同じでした。

そして電話口の男性は自分はCIBCの職員だと言っていました。

かかってきた電話の内容をお話しします。

詐欺師
詐欺師

あなたの口座から誰かがCA$100をトロントから送金しようとしてるけど、今トロントにいますか?この取引に心当たりはありますか?

わたし
わたし

えー!心当たりないですっっ!!汗

詐欺師
詐欺師

そうしたら今から送金キャンセルの手続きをするので、
今から送るショートメールに書いてある6桁の番号を教えてね。

わたし
わたし

・・・・。

このショートメールで送られてくる6桁の番号、聞き覚えのある方もいるかもしれません。

そうです、この番号を教えてしまうと送金が開始されるという大事な大事な番号で、他人には絶対に教えてはいけません。

その大事な大事な番号をまた教えてしまったのはがそう、私です。

前回この番号を教えてしまい送金してしまって詐欺にあっていた私は、さすがに今回は詐欺を疑いました。

しかし言い訳をさせてください。

かかってきている電話番号もキャッシュカードの裏に書いてある銀行の番号と全く同じだし、人間から電話がかかっているし、100ドル取られそうになっているし、完全にテンパっていました。

むしろ疑う余地がありません。

完全に彼のことを信じてしまった私は今回もまんまとこの6桁の番号を教えてしまったのでした。。(2回目)

その後電話を繋いだまま数分が経ち、銀行から一通のメールが。

「CA$2800の送金が完了しました。」

そのメールが来たと同時に電話が切れました。

前回の反省を活かそうとして送金をキャンセルしようとしたのですが、今回はメールが届いた時点で送金が完了してしまっていました。

そこで全てを察した私は、終わった、、またかよ自分、、って完全に自分に呆れました。

ここまでが今回の詐欺の手口です。

詐欺にあってしまったら…

私が今回の詐欺にあったときに実際にとった対応と今後の対策をまとめました。

またCIBCを使っている人へ向けての注意事項も書いておきました。

とるべき対応

私が詐欺にあってから実際にすぐにとった対応を順番にまとめました。

みなさんが思いつく程度のことしかしていないと思いますが、万が一詐欺にあった場合には参考にしてもらえたらなと思います。

①銀行の口座を止める
これ以上お金を引き抜かれたりすると怖いので、
キャッシュカードの裏に書いてあるカスタマーサービスの番号に電話をして口座を使えなくしてもらいました。

②銀行に行って新しい口座を開設しなおす
すでに口座がハッキングされてしまったので新しい口座を開設する必要があります。
私はまず家の近くの支店に行きましたが対応できないと言われたので、最初から本店や大きな支店に行くのが良いかと思います。

また緊急なので予約をせずに行く場合には、朝一で行くと並ぶ時間が少なくできるかなと思います。
私は並ばずに当日に口座を作ってもらえました。

③クレジットカードを新しく作り直す
クレジットカードは銀行口座と紐づいているので、クレジットカードを利用している場合はこちらも新しくする必要があります。

ハッキングされたのがクレジットカードのみの場合は、口座を新しくする必要はないそうなので、
ショッピング等でも常にクレジットカードを使うのが良いみたいです。

④返金対応の可否を待つ →私は今ここで、返金されることを日々祈りながら生活している状況です。。
CIBCの場合はカスタマーサービスに電話をして詐欺対応部門に電話を繋いでもらい、詐欺にあった詳細を説明します。

そしてこの部門が調査をして、返金するかどうか決めて後日電話で結果が伝えられるそうです。
これがなかなか電話が繋がらなかったり、待っている途中で勝手に切れたりします。笑
私の経験上、早朝が繋がりやすく感じました。

今後の対策

ここではこの短期間で2回も詐欺にあってしまった私が、

これからカナダに限らず海外で長期滞在の予定がある方への忠告の意味を込めて、今後の対策をまとめました。

  1. 電話に出ない
    そもそもという感じですが、登録している番号以外から電話がかかってきても出ないことをおすすめします。
    カナダはとても詐欺電話が多いです。

  2. 人を簡単に信じない(会ったことない人は特に)
    Facebookのマーケットプレイスなどでも、お金は現金でのやり取りをおすすめします。
    e-Transferだと送金してしばらくの間は送金キャンセルが出来るので、商品だけ取られてしまうといったタイプの詐欺もあるそうです。

  3. 大事な情報は絶対に教えない
    他の銀行は分かりませんが、私の使っているCIBCは番号が送られてきた際に、
    「CIBCはこの番号を聞くために電話することは絶対にありません」と書いてあります。
    銀行はこのような情報を電話で聞くことはありません。

  4. デビットカードではなくクレジットカードを使う
    これはオンラインショッピング以外でも常に、です。
    銀行の方のお話によると、カナダはほとんどの店舗がオンライン決済を導入しているため情報が流出しやすいそうです。

    万が一クレジットカードがハッキングされたとしても、こっちのクレジットカード決済は日本のように自動引落としされるわけではなく自分で支払い処理をしないといけないので、自分で支払い処理をするまでは口座からお金が引き落とされることはありません。

当たり前だと思うことも含まれていますがこれが意外と引っかかってしまうので、みなさんはくれぐれも気をつけてください!

CIBCを使っている人へ

ここからはCIBCを使っている人向けになるのですが、

CIBCから6桁の番号が来るのには2パターンの状況があります。

そしてその中でも「絶対に教えては行けない6桁の番号」「教えて良い6桁の番号」の2パターンが私の経験上で存在します。

私はみなさんには同じような被害に絶対にあってほしくないので、その2パターンをご紹介します。

絶対に教えては行けない6桁の番号

こちらが絶対に教えては行けない方の番号です。

こちらの番号は、どんな状況においても誰にもシェアしてはいけません。

英語が苦手な人(私)からすると瞬時で全てを理解できないということと、

そしてまさか自分が詐欺にあうと思っていないので、私は教えてしまいました。

しかしちゃんと読むと、

「CIBCの職員はこの番号をあなたに尋ねることは絶対にない」と書いています。

このパターンのメッセージの時は、絶対に誰ともシェアしないでください。

教えても良い6桁の番号

それでは次に「教えても良い6桁の番号」です。

一度詐欺に引っかかった私は、もう6桁の番号恐怖症です。

しかしこの番号は本人確認用なので教えて良いです。

ただし!最後に注意書きがあるようにこれには条件があります。

この番号を教えて良いのは、あなたの方からCIBCに電話をかけた時か、CBICの銀行に実際に今訪れている時だけです。

これら2パターンがあるので使い分けなければなりません。

並べるとこんな感じです。

英語を見て瞬時に理解できる人には簡単に見えるかもしれませんが、英語が苦手な人からしたらこのメッセージの違いは正直ややこしいです。

そのため間違わないようにここにシェアしておくので、みなさんはくれぐれも「絶対に教えては行けない6桁の番号」は誰にも教えないようにしましょう!!

さいごに

前回は詐欺にひっかかけどけお金は取られなかったので調子に乗っていましたが、

今回は本当にお金を失ったのでかなりショックです!!

日本語だったら詐欺だと気づいたのに…と思ってしまう悔しさもありますが、

自分の選択でカナダに来たので今後気を付けていこうと思っています。

今は返金対応されるかどうかの結果待ちの状態なので、今後どうなったかというのも更新していこうと思います!

詐欺師にはもちろんですが、英語力の無さや、それに引っかかる自分にも本当に腹が立ちました。

しかしわかりにくい6桁の番号とセキュリティの甘さに開き直っている銀行にも当時は少し腹が立ってしまいました。。

愚痴になってすみません。。

でも本当に何度も言っていますが、みなさんにはせっかくカナダに来たのに私のような悲しい思いをして欲しくないので、ぜひ今回の記事を読んで気をつけてもらいたいなと思います!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Have a nice day!

カナダ
ちい
About me
ちい

カナダ・バンクーバーでワーホリ中。大学休学中にオーストラリアでワーホリ → 新卒で就職 → 2年4ヶ月で退職 → 神戸で友人とゲストハウス運営 → カナダへ(2023年3月〜)→ ブログに挑戦。カナダの情報をメインに、これまでの旅行記や地元大分県の魅力を発信!

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コメント

  1. より:

    初めまして、同じ状況で詐欺に会いました。私も現在結果待ちなのですが返金されましたでしょうか?

    • ちい ちい より:

      初めまして。コメントありがとうございます!嬉しいです!
      返金はされていません。。周りには、しつこく銀行に言ったら返金された人もいるので、諦めずに銀行に確認しに行っている状況です。
      かなりショックですよね、、お互い諦めずに頑張りましょうね!